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舞台は近未来の2015年。世界中に蔓延する「自殺してしまいたくなる病気 レミング病」。 世の中は恐怖と絶望に満ちていた。
この病から救えるのは二人のミュージシャンが奏でる音だけといわれている・・。という幻想的な未来が設定のストーリー。
まるで夢を見ているような錯覚をする映画だと思う。全体的なストーリーや設定が感覚的なのに対して、日常的なシーンにリアリティがあったりする。夢ってそうじゃないですか?
また、映像も何だろう。未来の話なのに過去を思いおこしているような感じ・・説明しにくいけど、そんな気分にしてくれます。出演者の演技のせいかもしれないですけどね。
近未来、大富豪のミヤギ(筒井康隆)は、唯一の家族である、レミング病に感染した孫娘のハナ(宮崎あおい)の命を救おうとしていた。
この病を治す方法は、ある2人の男が演奏する「音」を聴くことしかないといわれており、ミヤギは探偵のナツイシ(戸田昌宏)を雇い、2人を探すよう依頼する。
人々がいない田舎で静かに暮らすミズイ(浅野忠信)とアスハラ(中原昌也)。2人は、木や石、植物や廃墟から調達したガラクタなどで、音を作りながら平和な生活を送っていた。
そして、空腹になると、ナビ(岡田茉莉子)のホテルのレストランにやってきていた。
ある日、ミズイとアスハラのもとに、ミヤギとナツイシがハナをつれてやってくる。
ミヤギは、「どうかあなた方の手で孫を治していただきたい」と2人に懇願するが、2人は、拒み続けていた。
ミヤギの依頼になかなか応じない2人にナツイシはミズイに過去を思い出させるものを差し出す。それは、ミズイの恋人エリコ(エリカ)のカルテだった。エリコもまた、病に侵され、ミズイの目の前で自ら命を絶ったのである。
依頼を拒んでいたミズイとアスハラに、ある事件が起き、様々な感情が蘇ったミズイは、ついに演奏する意志を伝える・・・。
このような、「死を悲しむ」「死後を恐れる」という内容をテーマにした「死の意味を考える」映画が多くなってきているように思います。
この映画もレミング病という自殺してしまう病気が題材なのですが、一体死とはなんであろうか考えさせられる映画である。 豊かであっても訪れる「死」というのは、誰にでも共通する人生の終幕であり、物質的な豊かさを背景にますます関心が寄せられるのかもしれません。
生きているということは記憶をめぐるような夢なのであろうか・・・。そんな気分にしてくれる作品でありまする。
映像は、青山真治監督らしいスタイリッシュな仕上がりです。こういった映像作品は、青山監督がの右に出る人はいないのじゃないかな?と思いますがもう少しストーリー性があったら・・・良かったのにと思わせる惜しい作品ですね。
ちなみに「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」の意味は、ヘブライ語で「神よ、何ゆえに 我を見捨てたもうや?」で、キリストが十字架に張付けられながら最後に唱えた言葉とのことです。
2005年 監督:青山真治 出演:浅野忠信 宮崎あおい 中原昌也 筒井康隆
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◆あらすじ
西暦2015年。日本をはじめ世界中に“レミング病”と呼ばれる致死ウィルスが蔓延していた。感染者は自殺という方法で死に至るこの病。唯一の抑制方法が“日本のあるミュージシャンが奏でる音”を聴くことだという。希望もない絶望感に満ちた世界で、彼らの“音”は一筋の光となるのか…。
【関連レビュー】
・月の砂漠 監督:青山真治
・東京ゾンビ 出演:浅野忠信
・青い車 出演:宮崎あおい
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自己基準で「外角ぎりぎりOK」なB級映画を紹介。むしろ個性的な映画として、そのアグレッシブな姿勢に拍手を送りたいものですね。 |
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懐古主義ではないのですが、いつの時代でも人間は変わらないものですね。懐かしい風景や出来事。今見ると新鮮な昭和の映画を紹介。 |

見方によってはギリギリに映画。人によっては映画と言えない!何で見たんだろう。何で選んでしまったんだろう。でも、色々あっていいのだ。 |
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京都の恋 宮崎あおい

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