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すごく胸が苦しくなる大人の映画です。君塚良一初監督作品。原作はモーニングのコミック「MAKOTO」郷田マモラ原作。
少年隊 東山紀之主演の映画で、オカルト系ともいえるのですが映画としては、正統派で丁寧に作っています。
しかし東山紀之は、苦悩するキャラクターが似合いますね。私生活も苦悩してるのかなぁ?(まあ、どうでもいいのですが)
白川真言(東山紀之)は大学病院で監察医をしていた。彼には死者の声が聞こえるという特異な能力があった。それは、生前思いを遂げられなかった死者の思いの叫びを聞く事ができるというものであった。
その声に追われるように検死の仕事をする真言は、妻 絵梨(和久井映見)と過ごす時間も少なっていた。
三年目の結婚記念日の日、妻と過ごす時間も取れなく事故現場に向かった真言。だが、その日、妻は交通事故で亡くなってしまう。
別れ際、引き止めた妻の「今日、どうしても話したいことがある」というその内容は何だったのであろうか。。真言は、悔やまれるとともに気がかりであった。
そして亡くなった妻は、真言の前にも現れる。妻は、どうしても真言に伝えたいことがあるのだ。「愛しているのなら言葉を聞いてあげれば?」同僚 中江桃子(室井滋)の言葉が耳に残る。
妻のことを忘れられない真言は、妻の知り合い、よく行った美術館などを訪れていく。
ある美術館に行くと、妻は橋本京平(別所哲也)という男性とよく来ていたことを聞く。ショックを受ける真言だったが、妻と美術館へ一緒に来ていた男性を調べる。しかし、その男は、すでに死んでいた。。。
特異な才能を持つ真言が人々の死の真実を突き止める中で、それが残された遺族たちの心を穏やかにする結果にならなかったり、知らなくても良かった現実を知ることになる。
その真実に立ち会わなければならない真言は、とても辛く苦しい仕事をすることになってしまう。
そして、真言も残された者として、自らその真実を自分の手で解明していくことになる。
「真実」って何だろうか?と考えさせられる映画です。出来事の真実や人の本当の思いは、何だったのであろうか?など、普通に生活していても思いをめぐらす事は、多くあるものです。
それは、多くは「自分に関わることを知りたい」という事なのでしょう。
しかし、「死者の果たせなかった思いを知る」という運命的な役割を担う事になってしまったら、それは、人のために存在するようなもので、彼のように普通に暮らす生活さえもできなくなってしまうのでしょう。
その役割について、一番理解していた妻を失ってしまった主人公の運命的な虚しさが胸を締め付けるように感じられる作品です。
メロドラマの王道を行っているといってもいいでしょう。ちなみにアニキも出ています。
ひとつ言っておきたいのですが、アニキと呼んでいる人は二人いまして、一人は、哀川翔アニキ。そして、もう一人は、水木一郎アニキです。世の中の常識ですね。
MAKOTO(2005年) 監督:君塚良一 出演:東山紀之 和久井映見 室井滋 哀川翔 ベッキー
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◆あらすじ 法医学研究所に勤める監察医・白川真言は、死者の霊を見ることができる特殊能力を持っていた。突然の悲劇で命を失った者の無念の想いを残された者へ伝えようとするのだが…。
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自己基準で「外角ぎりぎりOK」なB級映画を紹介。むしろ個性的な映画として、そのアグレッシブな姿勢に拍手を送りたいものですね。 |
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懐古主義ではないのですが、いつの時代でも人間は変わらないものですね。懐かしい風景や出来事。今見ると新鮮な昭和の映画を紹介。 |

見方によってはギリギリに映画。人によっては映画と言えない!何で見たんだろう。何で選んでしまったんだろう。でも、色々あっていいのだ。 |
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