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【勝手にレビュー】
魂の音色はいつまでも人々の心の中に響きつづけている。

竹山ひとり旅 竹山ひとり旅
新藤兼人 林隆三 倍賞美津子

角川エンタテインメント 2001-09-10
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おススメB級度:★★★★☆ おススメGOOD度:★★★★☆   あなたの邦画感想をこちら

津軽三味線の第一人者だった高橋竹山の自伝的映画。主演は、林隆三
家々の前で門付けをし、「ボサマ」として弾き語りで僅かな米やお金をもらい東北の町々を放浪する。

彼が歩いてきた道のりは、盲目の三味線弾きとして虐げられ辛く苦しいものであったが、人を信じる心とその楽観的な性格から多くの出会いもあった。

大道芸人、テキ屋などと一緒に歩き、隅々の庶民たちのたくましさの中で彼の三味線は奏でられた。

貧困の中、乞食同然の三味線弾きで東北の村を歩いてきた竹山が味わった辛酸や人々の悲しみ・・・。この人間味の深さが奏でる三味線の音が世間の人が耳を傾けさせ津軽三味線の第一人者として認められるようになった事は芸術家の真骨頂であろう。

貧困と屈辱の中で自ら歩き庶民とともに育んだ民衆芸術として津軽三味線を昇華させた彼の役割は大きく、多くの人に希望を与えたであろう。

東北の美しくも厳しい四季を放浪する竹山ひとり旅。人生も四季と同じように美しくもあり厳しくもある旅であるという事なのであろうか。

その後、高橋竹山は、吉川英治文化賞、点字毎日文化賞を受賞、勲4等瑞宝章を受ける。
東京渋谷にあった、「ジァンジァン」でのライブは多くの若者の心を捕らえて、全国に竹山の津軽三味線ブームをわき起こした。

また、ロシア、アメリカ、フランス等、海外公演でも高い評価を受け、1998年2月5日、全国のファンが惜しむ中、享年87歳の生涯を閉じる。


あらすじ
幼くして半失明となってしまった高橋竹山の津軽三味線にかける放浪の青春時代を描く伝記映画。竹山自身が画面に登場するなど、ドキュメンタリーとフィクションの枠を取り払った意欲作。



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外角ぎりぎり
自己基準で「外角ぎりぎりOK」なB級映画を紹介。むしろ個性的な映画として、そのアグレッシブな姿勢に拍手を送りたいものですね。
昭和の映画箱
懐古主義ではないのですが、いつの時代でも人間は変わらないものですね。懐かしい風景や出来事。今見ると新鮮な昭和の映画を紹介。
内角ギリギリ
見方によってはギリギリに映画。人によっては映画と言えない!何で見たんだろう。何で選んでしまったんだろう。でも、色々あっていいのだ。


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作品資料室

高橋竹山・名演集
〜魂が哭き響く〜

高橋竹山
B00005QYE1
津軽三味線の名人、初代高橋竹山の名演奏を収めたドキュメント作品。

津軽三味線 超高音質
リマスターアルバム

高橋竹山
B0000ABAI9
クラウンが所有する音源の中から、その音楽的遺産を集めた、感動の演奏集。超高音質リマスタリングにより、竹山の真の姿を再現。

自伝 津軽三味線ひとり旅
高橋 竹山
440322038X
門づけから始まった放浪の生涯。貧しく目の不自由な一人の人間が生きることの土台として三味線をもち、いつも違う聴き手をもとめて全国をさまよう。竹山自らが津軽のことばでつづる。


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