わたしのグランパ - 邦画生活 日本映画 批評 感想サイト

Home > 和みたい > わたしのグランパ

わたしのグランパ

石原さとみ初主演映画。栃木・渡瀬川でたたずむ彼女のシーンで始まりエンディングも同じシーンで終わる、いわば回想の物語。刑務所帰りのグランパ 祖父(菅原文太)と過ごす数カ月の日々は彼女を大きく成長させる・・はかなくも優しいストーリー。

河にたたずむシーンで「人生68年って・・・どれだけ長いんだろう。14才の私には、これから54年。。それは永遠のように思える・・」(趣旨)と心の中で話すセリフがある。グランパの年齢と比較して自分の人生についてもの思うシーンであるが、渡瀬川の映像が比喩されてとても深く感じる言葉だ。

10代の頃は誰もが自分が老いる事など考えもしないと思う。中学生だった彼女は破天荒なグランパとの関わりの中で自分の人生があまりにも長く、その中で何が起こるなんて考える事もできない壮大さにたたずむ事で物語を結んでいるのであろうと勝手に解釈している。

また、石原さとみと菅原文太のストレートな演技に対して浅野忠信のクセのある存在感がいいアクセントになっている。彼は菅原がこの映画にキャスティングされている事を知り出演を快諾したという。

ただこの映画、監督は現代のおとぎ話と説明されていたようで、主人公が宙に浮いたりする場面が中途半端に入っているのだが、これはなくて良いと思う。

さて、その後、石原さとみはNHK「てるてる家族」の主演の一人、「義経」のヒロインに抜擢もされ女優の王道を歩んでいますね。本人がどう感じているかわかりませんが、彼女の人生もまた想像もしていなかった展開なのかもしれませんね。

おススメB級度:★★★☆☆ おススメGOOD度:★★★★★

わたしのグランパ [DVD]
筒井康隆
B00009YNID

◆作品データ
2003年 出演: 菅原文太、石原さとみ、浅野忠信  監督:東陽一

◆あらすじ
筒井康隆の同名小説を、菅原文太主演で映画化したハートウォーミングドラマ。中学一年生の珠子の祖父・謙三が刑務所から出所してきた。それ以来、珠子の生活は充実したものへ変わっていくが、正義感の強い謙三は多くのヤクザたちとの因縁を抱えていた。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。

  • ステキな金縛り
    公開一ヵ月後に劇場に行ったにも関わらず結構客が入っていた。やはり、三谷作品は人気があるんでしょう...
  • 乱暴と待機
    「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の本谷有希子原作の作品の不条理ドラマ。奇妙で怪奇な人間模様をコ...
  • エリ・エリ・レマ・サバクタニ
    舞台は近未来の2015年。世界中に蔓延する「自殺してしまいたくなる病気 レミング病」。 世の中は...
  • 東京ゾンビ
    この映画・・・浅野忠信がアフロヘアのおバカキャラで哀川翔(アニキ)がハゲ頭の格闘家なんですよね。...
  • 雨鱒の川 ファースト・ラブ
    「いま、会いにゆきます」など、純愛ものが好きな人は、好きかもしれない・・。というような映画ですね...
  • 茄子 アンダルシアの夏
    世界3大自転車レースの一つ“ブエルタ・ア・エスパーニャ”。 鮮やかなブルーの空、その下に広がる...
  • ロボコン
    長澤まさみ初主演作品。初々しさがとても感じられる笑顔が印象的です。 全国に62校ある高専(高等...

Home > 和みたい > わたしのグランパ

最近のPings
RSSリーダーで購読する
メルマガで購読する

Return to page top