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【勝手にレビュー】
沢田研二の力の抜けた演技最高!

ヒルコ 妖怪ハンター
沢田研二 塚本晋也

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諸星大二郎のマンガ「海竜祭の夜」を実写版として制作された塚本晋也監督の作品。主演沢田研二
かなり原作に忠実に作られていると思う。
諸星大二郎のマンガは結構好きでよく読みました。基本的に怪奇、幻想のSFになるのですが、人物などの輪郭線がブルブル震えて怪奇チックな絵の割には、さっぱりとした読み心地で後味が悪くない所が好きです。
昔FMラジオのインタビューでかの坂本龍一氏も諸星マンガのファンと言われておりました。(その時は「夢見る機械」というのマンガの事を語っておりましたね)

今回の作品は、マンガでは黒ずくめのいかにも妖怪ハンターといった主人公が映画ではちょっとドジな学者くずれという設定(沢田研二)になっています。
映画の場合、このキャラクター設定の方が緊張とリラックス感がメリハリついて作品を見る事ができ、正解だと思います。

随所に塚本監督らしい緊張感が高まるのだけど、どこかギャグっぽい映像もあってよろしいかと思います。監督にしては商業映画ということと原作があったので、少し自分の作風を押さえめで作っているようにも思えます・・・「鉄男」とか作っている塚本監督が気を使ったりして原作に忠実に制作しようとした事を思うと何だか可愛らしいなぁと思ってしまいます。普通サイズの巨人に向かって失礼!)

塚本監督も結構俳優として出演もしていて「溺れる人」という作品で主役とかやってるんで見てみるのもよろしいかと思います。

さて、この作品。諸星ファンには結構満足できるかと思いますが塚本ファンにはちょっと物足りないかな?というような作品ですね。

あらすじ
考古学者稗田礼二郎が古墳を探して田舎の古ぼけた中学校を訪れると、そこでは教師と生徒の失踪事件が起きていた。夏休み中の校内に入っていくと、校舎はヒルコと呼ばれる妖怪が巣くっていたのだった。稗田は自作の妖怪退治道具を武器に戦いを挑んでいく。



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作品資料室

夢みる機械
諸星 大二郎

一見シュールな作風で、切実なテーマをえぐる作品が勢ぞろい。1974〜1981年の作品。商社の赤い花、食事の時間、夢見る機械、猫パニック、地下鉄を降りて…、遠い国から、感情のある風景、地獄の戦士の8作品収録。

六福神―妖怪ハンター
諸星 大二郎

同じ妖怪ハンターシリーズの漫画です。
雪深い山奥から、海のむこうから、“何か”がやって来る…。目をそらすな! 闇に蠢く異形の者たちを見よ! 現代社会と背中合わせの魔界を探究するあの男が還って来た。その名は稗田礼二郎。夢か現か幻か、彼のフィールド・ワークがあなたものぞいてみませんか……?

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