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月の砂漠

この感想文を書いているときライブドアとニッポン放送の株の問題がニュースになっていてこの映画の主人公もIT企業の社長だったので少しリアルな気分で映画を見ました。

青山真治監督の作品で透明感のある映像がクールで洗練された感じ。キャスティングも良いツボを押さえています。
この映画のテーマは家族。IT企業の社長としてマスコミからも脚光をあびている永井(三上博史)は、その華々しさとは裏腹に会社は倒産しそう、妻(とよた真帆)も家を出て家族は崩壊の状態。
月のようにきれいでそこにいったら素敵なんだろうとがむしゃらに走って来た場所、それが今の地位。そして、そこは月のように砂漠だった・・・。気づいた時には一番大切な家族さえ自分の元から消えていた。
東京みたいな都会にはこんな人いっぱいいそうだなぁと名古屋に住む僕は思ってしまう。

改めて家族と言うことを考えてみると、これからの10~20年のうちに世の中はすごく変わるらしい。高齢化社会といってもいつくるのかわからないことだったけど、団塊の世代が定年を向かえる事により状況は急変するといわれているし。
要は働ける人が少なくなるし、世の中や文化の原動力だった人たちがシニアになることにより消費行動や社会の様々な事が変化してくるらしい。そんな中、家族ってどう変わるなんて想像もつかない。

おススメB級度:★★★☆☆ おススメGOOD度:★★★☆☆

月の砂漠 [DVD]
青山真治
B000194U2O

◆作品データ
2001年 出演:三上博史、とよた真帆、柏原収史  監督:青山真治

◆あらすじ
だれもがうらやむようなビジネスチャンスを手に入れ、インターネットのベンチャー企業で成功を収めた主人公・永井であったが、それとは裏腹に妻と娘は家を出て行き、帰る家はあっても家庭は無なっていた…。三上博史主演で贈る、現在の日本の家族の肖像を鋭く描いた作品。

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