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【勝手にレビュー】
心の氷点かぁ・・ある意味、人間って恐ろしいね。

氷点
若尾文子 船越英二 安田道代 山本圭

ジェネオン エンタテインメント 2001-09-21
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おススメB級度:★★☆☆☆ おススメGOOD度:★★★★☆   あなたの邦画感想をこちら

1964年、当時としては破格の賞金一千万円という朝日新聞懸賞小説の入選作品を映画化。テレビドラマとしても人気を博し、その映画版。

北海道 旭川で起きた幼女殺人事件は、娘の父親の「汝の敵を愛せよ」というキリスト教的な考えと妻への復讐心が犯人の娘を養女として育てるという屈折的で悲劇的な行動をさせてしまう。

過ぎ行く日々の中で、その愛情と交差する憎悪。嫉妬と理性。背徳と良心。今の昼ドラの原点がここにありと言わんばかりの出来事のオンパレード。

どうしょうもならない出生の秘密をかかえたヒロイン陽子に安田道代(現在は大楠道代)。健気な演技にその時代ならではの純粋さを表現している。一方、嫉妬と憎悪。良心に苦しむ義母役に若尾文子。今でこそ大御所の津川雅彦成田三樹夫も若手として出演。

だけどオープンニング画面とかは若尾文子なので主演は若尾さんなんですよね。
やはりいつの時代もドラマといえば女性がターゲットなので、この時代見ていた奥様方が「わかるわぁ・・」という感情を抱いて若尾さんに心の深いところで共感していたのでしょうかねぇ。

氷点とは、心のある点、状態のことを言います。懺悔と愛情が氷点に至った人間の心の状態を比喩したタイトルです。北海道が舞台という点もポイントですね。

また、当時テレビドラマの方だと思うのですが編集部、作者に「陽子を死なせないで」という手紙が殺到したらしいです。陽子という名前は、幼くして亡くなった作者の妹の名前でした。

三浦綾子の氷点を歩く
三浦綾子記念館

あらすじ
人間の原罪をテーマにした’60年代半ば、TVドラマにもなって一大ブームを巻き起こした、三浦綾子のベストセラー小説の映画版。幼い娘を殺された原因は妻の浮気と信じ込んだ夫が、妻への復讐として犯人の子を引き取った。複雑で異常な愛憎の絡み合いを監督・山本薩夫が見事に表現している。


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外角ぎりぎり
自己基準で「外角ぎりぎりOK」なB級映画を紹介。むしろ個性的な映画として、そのアグレッシブな姿勢に拍手を送りたいものですね。
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懐古主義ではないのですが、いつの時代でも人間は変わらないものですね。懐かしい風景や出来事。今見ると新鮮な昭和の映画を紹介。
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見方によってはギリギリに映画。人によっては映画と言えない!何で見たんだろう。何で選んでしまったんだろう。でも、色々あっていいのだ。


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作品資料室

氷点
三浦 綾子

本作品の原作。三浦綾子氏の没後1年追悼企画。氏の代表的な作品を、夫であり、創作活動における最大の協力者であった三浦光世氏がみずからセレクトした、「三浦綾子小説選集」の第1巻。キリスト教の説く「原罪」をテーマとした重厚な作品。著者のデビュー作。朝日新聞1000万円懸賞小説入選(64年)。


若尾文子 岸田今日子 船越英二 増村保造

この作品に出演している若尾文子、船越英二が出演してます。岸田今日子はムーミンのナレーションしてる人ですよね。
谷崎潤一郎の同名小説を増村保造監督が映画化。人妻が偶然知り合った若い娘(若尾文子)に一目惚れし肉体関係に至る。のち、娘の恋人と人妻の主人も巻き込んで、倒錯した性の世界にはまり込んでいく。


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