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「青汁」ではなくて、全然売れない「あかじる」の販売を手がける、どうしょうもない男(山本浩司)とその彼女(小島智子)。何とか現状を打破しようとして、都会から男の地元に帰り、知合いを回るのだが
、ますます悪い方向に行ってしまう・・。
そういう内容だが、この主人公が駄目な男のデパートみたいな男だ。だらしがなくて流されやすく、女好き。彼女は、しっかりしているのだが、最終的には男に合わせてしまい、結果的に状況を悪くしてしまう破滅的なカップルだ。落ちて行くばカップルと言ってもいい。
しかし、この男の悪い部分の中に自分の姿を見出してしまう部分もあるのではないかと思う。
カメラワークはすごく自然な感じだ。単調で飽きてしまうとも言えるが、日常見ている風景そのままで、あたかも自分がそこに居るような気分になる。急転する画面が多い最近の作品の中では異質の作品だ。この不思議な間とカメラワークの作品は、良いか悪いか分からないが、かなり限定された人達にしか受け入られないかと思うし、それで良い作品かと思う。いわゆるカルトなジャンルかな。
ふと思い出したのは、20代前半の頃、実家に帰ると母親から聞いた困り者の同級生の噂話を思い出してしまった。マルチ商法にはまり、販売元が警察に摘発され滅茶苦茶な生活になってしまった。今彼はどうしているんだろう・・・。
オフィシャルサイト:ばかのハコ船 |
◆あらすじ
東京で自分たちが開発した健康飲料「あかじる」の自主販売に失敗し、500万円の借金を作ってしまった酒井大輔とその恋人・島田久子は、何とかもう一度この一大事業を立て直すべく、大輔の実家に出向いた。様々な方向からいろんな人々の力を借りられるのは地元しかないと思い立ったからだ。だが思惑も空しく、両親・親類からはことごとく反対され、同級生たちからは冷たくあしらわれるなど、「あかじる」販売事業はまたたく間に暗礁に乗り上げてしまう。いきなり出鼻をくじかれたふたりは他に頼るあてもないまま、何もない地方の片隅でダラダラと無意味な生活を過ごすハメに…。
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自己基準で「外角ぎりぎりOK」なB級映画を紹介。むしろ個性的な映画として、そのアグレッシブな姿勢に拍手を送りたいものですね。 |
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懐古主義ではないのですが、いつの時代でも人間は変わらないものですね。懐かしい風景や出来事。今見ると新鮮な昭和の映画を紹介。 |

見方によってはギリギリに映画。人によっては映画と言えない!何で見たんだろう。何で選んでしまったんだろう。でも、色々あっていいのだ。 |
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ばかのハコ船

奇天烈なアイデアの曲が次々に出てきて圧倒されまくり。大阪らしくギラギラと脂ぎったパワーが充満している。さらにはカラオケ、リミックス、サントラ音源、パソコン・ゲームも収録した、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の怪作。
くりいむレモン
スペシャル・エディション 関正博 松井建始

美少女アニメの原点とも言えるエロスアニメ「くりいむレモン」を本作品の山下敦弘監督が実写化。再婚した両親の連れ子である、血の繋がっていない兄妹の恋を描いている。出演は村石千春、水橋研二ほか。「ばかのハコ船」主演の山本浩司も出演。
リアリズムの宿

山下敦弘監督が、つげ義春原作漫画を個性派俳優を配して贈るロードムービー。駆け出しの監督・木下と脚本家・坪井は顔見知り程度の仲だが、温泉街で出会った女・敦子を成り行きで交え、当てのない旅に出る。音楽をくるりが担当。
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