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砂の器 デジタルリマスター版砂の器 デジタルリマスター版
松本清張 野村芳太郎 丹波哲郎

松竹 2005-10-29
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おススメB級度:★★☆☆☆ おススメGOOD度:★★★★☆
最近ドラマとなったが毎週見ていないと何がなんだかわからなくて、元になった1970年版映画を見る。もともと子供のころ親に連れられて観た記憶があるのだが「ピアノの長い演奏と砂の上を歩き続けるみすぼらしい親子」のイメージしか記憶にない。

大人になって改めて観たときの驚きは今までに味わったことが無い程だった。
犯人が誰であるという事よりも(むしろ犯人はすぐわかってしまう)まさにこの映画のキーワードは「宿命」という名の曲。

なぜ誰からも恨まれるはずのない人物が殺されてしまったのか?犯人と被害者の接点は?加害の動機は・・・・?
犯人にとって殺すことしか生きる方途のない程の残酷な過去とその背景。
まさしく「宿命」

数年前、国がハンセン病患者へ謝罪した。このことがどんなに歴史的な事なのか。今改めて問われた気がした。
そんな社会的な問題がこの世の中にある事さえ数年前まで知らなかった私には30年経って初めて理解できたのである。
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作品データ
出演:加藤剛、丹波哲郎、森田健作
監督:野村芳太郎
原作:松本清張
あらすじ
あるひとりの老人(緒形拳)が何者かに殺害され、ふたりの刑事(丹波哲郎、森田健作)が事件を担当し、日本中をかけめぐる。やがて、その事件の影に若き天才作曲家・和賀英良(加藤剛)の存在が浮かび上がってくる。そして和賀は、交響曲『宿命』を作曲し、自らの指揮・ピアノ演奏でそれを披露しようとしていた…。

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外角ぎりぎり
自己基準で「外角ぎりぎりOK」なB級映画を紹介。むしろ個性的な映画として、そのアグレッシブな姿勢に拍手を送りたいものですね。
昭和の映画箱
懐古主義ではないのですが、いつの時代でも人間は変わらないものですね。懐かしい風景や出来事。今見ると新鮮な昭和の映画を紹介。
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見方によってはギリギリに映画。人によっては映画と言えない!何で見たんだろう。何で選んでしまったんだろう。でも、色々あっていいのだ。


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作品資料室

砂の器〈上〉
松本 清張

原作上巻。宿命とはこの世に生まれて来たことと、生きているということである。
蒲田駅操車場で男の死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが……。

砂の器 サウンドトラックより ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」
サントラ

映画版「砂の器」で使用された組曲「宿命」です。最近再びテレビドラマ化もされ、千住明氏による新「宿命」もつくられましたが、向こうが「協奏曲」であるのに対してこちらは「組曲」。

砂の器 DVD-BOX
中居正広

TBSの連続ドラマ版で、『白い影』でシリアスな演技に新境地を見出した中居正広が、ここでは過酷な宿命を背負った天才ピアニスト役を熱演している。

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